ニュースでJR西日本が売り上げ減少により、ローカル線廃線の検討を発表!他のJRグループでも廃線の可能性があるのか?IR情報から考察します。
JR東日本の売り上げは?廃線可能性は?
はじめにJR東日本の収益ですが、2020年度の予想収益だと大幅な赤字です。。
それもなんと2000億円以上。。
やはり2020年度の利用率は、とても低かったようです。
参考;2021年3月期 第3四半期決算短信 (jreast.co.jp)
しかしながら、2020年第3四半期時点では廃線の文字はありませんでしたので、直近での廃線はないと思われます。
しかしながら、JR西日本が廃線を検討しているとなると、業界のトレンドとして追随する可能性はありますので、引き続きウォッチングが重要そうです!
JR東海の売り上げは?廃線可能性は?
2020年3月時点でのJR東海の財務状況は、以下の通りです。
・売り上げは、18,446億円、
・経費は、11,884億円
・営業利益は、6,561億円
2020年時点では、素晴らしく安定的な企業です。
このすさまじい売り上げは新幹線による売り上げがメインです。しかし、電車や飛行機といったビジネスモデルはいわゆる固定費が高いため、乗車率がもろに利益に効いてきます。
そして、2021年の新幹線の乗車率は指定席で空席が出るほか、自由席では最大20%の乗車率しかないそうです。。
仮に新幹線の本数を減らしたとしても、社員の給料などはそこまで減りませんから、経費は80%くらいになるが、売り上げは50% ~ 80%くらいになると私は予想しています。
このことから私は、JR東日本よりも大赤字を計上すると考えています。
しかしこれまで莫大な利益を出して内部留保も多いと思いますので、JR東海も直ぐには廃線にはならないと思いますが、この状況が2年くらい続くとどうなるか分かりません。
こちらも2021年3月の決算に注目です!
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今回は、JR西日本が廃線を検討したため、他のJRグループも配線する可能性があるかどうか、IR情報を基に考察しました。
いずれも赤字は計上すると思われますが、直近のIR情報を見る限りだと2021年上期までは廃線の可能性はないと思われます。
しかし現在の乗車率が維持されると未来は怪しいかもしれないので、引き続きウォッチングが大切です!