子供向け虫除け

虫除け有効成分ディートとイカリジンの違いは?おすすめの虫除けグッズは何?

良い虫よけスプレーを選びたいけど、虫除け成分の「ディート(DEET)」や「イカリジン(ピカリジン)」の違いが分からない方も多いと思いますので、今回はディートとイカリジンについて詳しくご説明します。

多くのアメリカ兵を助けたディート(DEET)とは?

ディートは、日本で最初に承認された虫除け成分で世界中で最も多く使用されている虫よけ成分です。

過去に、ジャングルでの戦いでアメリカ兵の多くが虫に刺されたことで感染症になり、多くの兵士が倒れてしまったことから米軍が開発した虫除け成分です。

ディートには6カ月未満の乳児に使用しない。2歳未満は1日1回まで。2歳以上12歳未満は1日3回までといったように12歳未満の子どもには使用制限があります。

 

ディートは多くの虫に忌避効果があります。具体的には、蚊、ブユ(ブヨ)、ノミ、イエダニ、アブ、マダニ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビル、サシバエに効果があります。

第二次世界大戦中に開発されてから70年以上経ちますが、現在でもディートを超える虫よけ剤はなかなかありません。

新たな虫よけ成分イカリジン(ピカリジン)とは?

イカリジンは、1986年にドイツのバイエル社が開発した比較的新しい虫よけ成分です。

日本では、2014年に蚊媒介感染症「デング熱」が国内で大騒ぎになった翌年の2015年に虫よけ成分として承認されました。

現在ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジア各国など世界54ヵ国以上で使用されています。

年齢による使用・回数制限はありませんが、効果があるのは蚊、ブユ、アブ、マダニのみになります。特に、イカリジンは蚊に対する効果が高く、なんとディートよりも効果が高いです。(以下グラフが根拠)

2017_88.pdf (joeswebhosting.net)

上のグラフを見ると、イカリジンの方がDEET よりも蚊の吸血防止率 (%) が高いようです。

虫除け有効成分ディートとイカリジンの使い分けは?

ディートとイカリジンの使い分けは、以下のようにすることを推奨します。

  • ディート:身体が成人に近づく中高生以上の大人向けで、色々な種類の虫に対して対策を行いたい人に向いています。(医薬品業界での安全性は、体重基準に考えるため)
  • イカリジン:赤ちゃんや子供といった子供向けで、蚊やマダニを重点的に対策したい人にも向いています。

とは言え、日本においてディートは50年を超える販売・使用実績があり、厚生労働省によると現在まで薬事法(現薬機法)に基づく副作用報告はないとしています。

また、米国においては使用者の年齢制限、濃度制限はありません。

しかしながら、ディート濃度が上がれば虫除け効果だけでなく安全性もどうしても気になるかと思います。

そんな方に向けて、ディート濃度と安全性について国のデータを元に計算していますので、不安な方は以下の記事を見てみて下さい。

 

https://researchers123.com/archives/145

 

ここからは、用途別におすすめのディート製品とイカリジン製品をご紹介します。

アウトドアに行くなら対象の多いディート製品がおすすめ!

山や海には、都心にはいないたくさんの虫が生息しています。

これら場所に行く時には、多くの虫に忌避効果があるディートがおすすめです。

サラテクト Premium0 やさしいミスト(200ml)

例えば、山間部に多いヤマビルに咬まれてしまった場合、吸盤のように張り付いているため無理に除去しようとすると皮膚を損傷してしまいます。

しかし、ディート成分の虫よけスプレーをかけることで剥すこともできるのです。出発前にスプレーするだけでなく持っていきましょう。

海外旅行に行くなら高濃度ディート製品がおすすめ!

ディートを使用した虫よけスプレーは、ディートの濃度で医薬品と医薬部外品に分かれます。

ディートの濃度が12%以上のものは医薬品となり、医薬品にのみツツガムシに対する効果が認められています。(ツツガムシ…肉眼でみることができないダニの一種で、刺されると高熱と発疹を発症させる「つつが虫病」を引き起こします。)

海外旅行で温暖な地域や開発の進んでいない地域に行くときには、必ず以下の商品を持っていきましょう。

医薬品 ムヒの虫よけ ムシペールα 30(60ml)

こちらの製品はディート30%配合なので、市販されている中で虫除け効果は最強です! 持続時間も5~8時間持続しますし、飛行機の持ち込みも可能です。

しかし12歳未満のお子様には使用できませんのでご注意ください。

普段使いにおすすめの虫除け

ディートは子どもでもある程度安心なのはわかったけど普段遣いで回数制限があるのは使いずらい、6か月未満の赤ちゃんにも使用したいという方には、イカリジンタイプの天使のスキンベーププレミアムがおすすめです。

これはスプレータイプよりもミストタイプの方が拡散しにくく、吸入するリスクが抑えられるからです。

また、イカリジンの沸点は200℃を超えていることからも蒸発しにくく、塗布した全量を吸引する恐れはないからです。

天使のスキンベーププレミアム 虫よけスプレー ミストタイプ(200ml)

更に天使のスキンベーププレミアムには、化粧品などの「保湿」や「保水」のためによく使われるヒアルロン酸Naが配合されています

もちろんイヤなニオイもないので、虫よけスプレーを嫌がるお子様でも気持ち良く使えます。

まとめ:虫除け有効成分ディートとイカリジンの違いは?

今回はディートとイカリジンの違いについてお伝えしました。

ネットではディートは怖いとよく目にしますが、使用上の注意を守って正しく使えば、安心して使用できます。

イカリジンも含め、虫よけスプレーを赤ちゃんや子供に使う時は舐めてしまう可能性があるため手には塗布しない方が安心です。

外から帰ってきたら、顔や体をやわらかい素材のおしぼりで拭くかシャワーできれいに流してあげましょう。