住宅を彩ってくれる草花で虫除けが出来たら、一石二鳥だと思いませんか?
今回は、蚊やゴキブリだけでなく野良猫も除けられる植物をご紹介します!
蚊を本当に寄せ付けない!?蚊連草とは?
蚊連草(カレンソウ)
蚊連草は、ゼラニウムとシトロネラを交配して作られた植物です。
ゼラニウムやシトロネラは、もともと蚊を寄せつけにくいレモン香のシトロネラールを含んでおり、その2種のハーブを交配して作られた蚊連草はよりシトロネラールの香りが強く、蚊を寄せつけにくくなっています。
またシトロネラールには、蚊が苦手な香りを発するだけでなく、二酸化炭素(CO2)感知能力を低下させる効果があるそうです。
蚊は人間の呼吸から出るCO2を感知する習性があるので、この感知能力も低下させるとは蚊連草の効果は絶大です!
そんな蚊連草の育て方は簡単です。
蚊除け植物、蚊連草の育て方は?
まず蚊連草は日光を好むので、日が当たる場所で育てましょう。
出来れば真夏は半日陰、冬は室内の日当たりのいい場所で管理するのが良いです。
また、蚊連草は乾燥を好むので2日~3日はお水を上げなくても大丈夫です。
後は、葉が枯れてきたらカットしましょう。カットした場所から新芽が出てきて香りがより強くなります。
人が通る場所に植えておくと、葉がこすれて柑橘系の爽やかな香りが広がり健やかな気分にもなれますよ。
ゴキブリにも効く植物!?流行りのアロマティカスとは?
アロマティカス
アロマティカスはゴキブリに効果があると言われていて、ハーブとしても使用できる多肉植物です。別名、キューバンオレガノともいわれています。
その葉や香りはミントと似ていて、表面には産毛が生えており触り心地がとてもいいです。
ゴキブリに効果があると言われたら絶対に置きたくなりますね!
ゴキブリ除け植物、アロマティカスの育て方は?
アロマティカスの世話は、蚊連草よりも更に楽で春先だと1ヶ月に1度、真夏でも週に1度ほど水を与えればいいです。
ただし、雨の当たらない、日当たりのよい場所で育てましょう。
おすすめは室内の窓際スペースです!
病気や害虫に侵されにくく丈夫な植物なので、初心者の方にもおすすめの虫除け植物と言われています。
ゴキブリを追い出したい方は、ぜひ一度試してみてください。
野良猫が近寄らない!?ネコよらず(ルー、ヘンルーダ)
まだまだ野良猫に悩まされている方は多いかと思います。
そんな野良猫を寄せ付けない植物が「ネコよらず(ルー、ヘンルーダ)」です。
「ネコよらず」は猫の嫌いな柑橘系の香りがするため猫は寄せ付けませんが、人間にとっては良い匂いなので思わず寄ってしまいます。
そんな「ネコよらず」は、フンをされる場所に植えたり、鉢に植えて猫の侵入口に置くと効果があるようです。
ネコよらず(ルー、ヘンルーダ)の育て方は?
ヘンルーダは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。蒸れに弱いので、梅雨入り前に剪定して風通しを良くしておきましょう。
また、水やりは土の表面が乾いたらしっかりおこなうようにし、水はけの良い土に植えてください。
ヘンルーダはハーブですが、微量ながら毒性があるので食べられません。
葉や茎の切り口から出る汁に触れると皮膚炎を起こすことがあるので、注意しながらお手入れしてください。
まとめ:ゴキブリにも有効!?自宅で育てられる虫除け植物は?
今回は、蚊、ゴキブリそして野良猫除けの植物をご紹介しました。
虫除け植物の多くは鑑賞用の植物としても利用できるので、虫除けと癒しの両方を求める方はぜひお試しください。