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化学メーカーって本当にホワイト?福利厚生はどんな感じ?

化学メーカーを希望する学生さんによく質問されるのが、化学メーカーは本当にホワイトなのか?福利厚生って本当に良いのか?という質問です。私も学生時代にこの辺を知りたかったのですが、公式サイトを見てもよく分かりませんでした。そこでここでは、化学メーカーに勤務している私が福利厚生や労働環境といった点から、化学メーカーが本当にホワイトなのか?についてご説明したいと思います。

最高レベルと謳われる化学メーカーの福利厚生は?

初めに、最高レベルと謳われる化学メーカーの福利厚生をご紹介します!

化学メーカーの福利厚生はあまりにも種類が多いので、今回は学生さんが気になりそうなものをピックアップしました!

①家賃補助について

②育休や産休について

③従業員持株制度について

手厚い化学メーカーの家賃補助

ここではあくまで、私が勤めている会社の例をご説明します。

事業所にもよるのですが、私の会社ではおおよそ家賃の8割を負担してくれます!しかし家賃上限は10万円と決まっているので、私は家賃8万8千円のところに住むようにしています。

そのため家賃補助額は7万400円で実質負担額は1万7600円です。

寮ではなく一般の賃貸に住めて、これほど負担してくれる業界は化学業界くらいだと思います。

男性も育休を取得しやすい職場環境

私が勤務している会社の例になりますが、育休と産休制度についても充実しています!

産休は産後2カ月くらい取得が可能で、育休については最長2年間取得することが出来ます!

ほとんどの女性は育休を1年~2年ほど利用しているのですが、私の会社ではなんと多くの男性も育休を利用しています。このように化学メーカーの男性の育休取得率は、全業界の中でも最高レベルだそうです。

育休制度も制度としてあるだけでなく、しっかりと利用されている点が化学メーカーがホワイトであることを示唆しています。

実際私の部署でも、現在のところ男性先輩社員が半年間育休を利用しています。奥さんと育休を交互に使用することで育児と仕事を両立させているそうです。

奨励金の多い従業員持株制度について

学生さんの中には、従業員持株制度というのを聞いたことがないかもしれません。

従業員持株制度とは、上場企業の従業員が自社の株を購入することで、自社の株を従業員が購入する際に5%~20%おまけしてくれる制度です。

つまり自分が株を購入するために1万円払ったとすると、20%おまけしてくれる会社だと1万2000円分買ってくれるということです。

そして化学メーカーのおまけ分の水準は高く、15%~20%もおまけしてくれるんです!

私は特にこの福利厚生が気に入っており、毎月5万円分利用しておまけを毎月1万円もらっています。

この従業員持株制度の奨励金の高さも、化学メーカーがホワイト企業と呼ばれる一つの理由だと私は考えています。

悪化しにくい化学メーカーの労働環境について

次に、化学メーカーの勤務形態や勤務時間といった労働環境についてご説明します。

化学業界や食品業界は、他の業界と違っていろいろな学歴の方がいる業界です。

理系の方で高卒の方は、工場で3交代勤務。

文系で学卒の方は、事務、営業、総務、経理などで平日勤務。

理系で学卒及び大学院卒の方は、平日のフレックス勤務。

と様々な勤務形態があります。これほど勤務形態に多様性がある業界も珍しいと思います。

残業時間が増えにくい化学メーカーの職場環境

これほど勤務形態が多様性に富んでいる職場環境だからこそ、化学メーカーではいわゆるサービス残業や80時間を超える残業はまずありません。

やはりブラックな働き方というのは、周りの従業員が同じ環境にあると異常なことに気付かなくなってしまうからです。

しかし化学メーカーは勤務形態が様々なので、自分だけ働きすぎているとすぐに気づいて抗議することができるからです。

実際私の部署の平均残業時間は他の部署よりも多いのですが、平均残業時間が多くなると他の部署から指摘を受けたこともあります。

このようなから経験から私は、労働環境の面でも化学メーカーはホワイトだと思います。

化学メーカーって本当にホワイト?福利厚生はどんな感じ?まとめ

今回は、化学メーカーがいかにホワイトな業界なのかについて、福利厚生や労働環境といった点からご説明しました!

特に、家賃補助、育休や産休、従業員持株制度については、他の業界よりも高水準であることを具体的に示しました。

化学メーカーの年収はあまり高くないですが、家賃補助や持株会などの実質的な経済的補助に加え、残業時間や育休などで従業員が働きやすいよう支援してくれます!

この記事が化学メーカーに更に興味を持つ一助になると幸いです。