カメムシ、蜘蛛、コガネムシ、カマドウマなど、家の中に虫が侵入して困ったことはありませんか?
「虫を外に逃がしたいけれど触るのは嫌だ」とか、「虫を箱に閉じ込めたものの、どうやって外に出せばいいの?」と困惑している方も多いでしょう。
そこでこの記事では、虫を直接触らないですむおすすめの虫除けグッズをご紹介します。
現代人が虫を嫌う理由とは?
そもそもなぜ現代人は虫を嫌うのでしょうか。

東京大学の研究グループが「なぜ現代人には虫嫌いが多いのか?―進化心理学に基づいた新仮説の提案と検証―」を発表しました。
大雑把に説明すると、嫌悪感というのは病原体から身を守る心理的な適応反応であり、都市化の進行により室内で虫を見る機会が増え、それが感染症リスクと虫への嫌悪感の増大を招き、同時に知識の不確実性が増すことで虫への嫌悪感が増大するということです。
虫嫌いを緩和できる方法とは?
虫への嫌悪感を緩和するにはどうすればいいのでしょうか。
上記の研究によれば、「自然の中で虫を観察する」や「虫について学び、種類を区別できるようになる」といった方法が有効とされています。

ただし、これによってすぐに虫を好きになるわけではないでしょう。
そこで、今回は虫を直接触ることなく外に逃がすことができるアイテムをご紹介したいと思います。
これらの商品は薬剤を使わないため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
また、やむを得ず退治した虫の片付けにも役立ちます!
一家に一個は必須!おすすめの捕虫グッズ
MIKI LOCOS(ミキロコス) 虫虫ゲッター
二種類の毛で虫を優しくキャッチできます。
天井など高い場所でも使用でき、練習用の蜘蛛のおもちゃも付属しています。私も使ったことがあるのですが、マジックアームのように簡単に使えるのでおすすめです。
むしキャッチリー
|
虫に対して箱を被せ、取っ手を引くだけで虫を閉じ込めることができます。クモなどの素早くない虫に効果的だと思っています。
虫が苦手なお子さんでも使いやすく、虫の観察にも使用できます。
虫を見たくない方のための目隠しシールも付いているので、虫嫌いにはおすすめの商品です。
むしキャッチリー 掃除機用
|
除機のパイプに取り付けて虫を吸い込み、パイプ内に閉じ込めることができます。
虫を逃がすときは、仕切り板を回転させるだけで、虫から離れた場所からでも捕獲可能です。
まとめ:虫を直接触らなくすむおすすめの捕虫グッズは?
都市化や知識の不確実性により虫への嫌悪感が増している現代人。
ご紹介したアイテムを使うことで、安全に虫を家の外へと導くことが可能になり、同時に虫への不快感を和らげることができます。
また、虫を観察したり種類を学ぶことによって、自分自身の知識を増やし、虫への理解を深めることも推奨されています。
虫嫌いを克服するには時間がかかるかもしれませんが、今回ご紹介した商品を使うことで少しでもそのストレスを軽減できることを願っています。